Fラン大学生は就職できない。
なんてことが言われていますよね。
しかし大学の就職率を見ると98%などの高確率になっており、「就職できない」なんてことはないのです。
とはいえ、
- Fラン大学生が、就職できない理由は?
- Fラン大学生が、就職する職種は?
- Fラン大学生に、おすすめの職業は?
がわかりませんよね。
そこで、元Fラン大学生でコンサルティングファームに就職した私から、Fランが就職できないと言われる理由を中心に、以下のことについて説明しますね!
- Fラン大学生が就職できないと言われる理由
- Fラン大学生が就職する職種
- Fラン大学生が優良企業に就職する方法
この記事は、5分で読めます。
Fラン大学生就職先が気になる人や「Fラン大学生が優良企業に就職する方法」を知りたい人はぜひ一読を!
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Fラン大学生が就職できないと言われているホントの理由
「Fラン大学生が就職できない」と言われている所以は「就職活動で失敗する人が多い」という事実から来ています。
就職活動で失敗する理由は、どこにあるのでしょうか?
もちろん、本人の努力に該当する部分もあると思います。
しかし、大学ブランドや偏差値に影響される「環境」の部分もあるのです。
そこで今回は、Fラン大学が就職できないと言われる理由を3つ紹介します。
- 学歴フィルターが存在している!
- ろくな先輩がいないので、まともなOB訪問ができない!
- 大学の就職説明会にくる企業がショボすぎる!
の3つです。
順番に紹介しますね!
学歴フィルターが存在している
Fラン大学には、学歴フィルターが存在しています。
上位の大学にはありませんよね。これが明確な違いです。
例えば、ある会社にES(エントリーシート)が1万枚集まったとしましょう。
1万枚のES全てを採用担当が見ると思いますか?
ほとんどの場合、学歴で分けられて見られるESと見られないESがあるでしょう。
他には、説明会の予約をFラン大学生が見ると「満席」になっているのに、上位大学生が見ると「空席」となっている事象もありますね。
大学名で差別されることを考慮しないといけません。
学歴フィルターを考慮せず、超大手ばかり受けていると選考通過せず「就職できない」ということになるのでしょう。
学歴フィルターについては、僕が切り抜ける方法を書いた記事があるので、ぜひ一読を!
ろくな先輩がいないので、まともなOB訪問ができない
OB訪問できるほど、実績がある先輩がいません。
つまり大手企業にOB訪問するのは、ほぼ不可能です。(自分で他大学のOBと繋がるしかありません。)
上位大学生は有名企業に就職したOBがいます。つまり選考の詳しいことや提出したESのコピーをもらえるかもしれません。
つまり「情報の格差」と「選考の不利」を抱えているのが、Fラン大学生なのです。
正確で有益な情報を仕入れられず、選考に落ちまくる→Fラン大学生は就職できない。ということになるのでしょう。
大学の学内説明会にくる企業がショボすぎる
大学の学内説明会で行きたい企業が一個もないんですよね。
慶應大学の就活セミナーに参加している企業の画像を借りてきました。
ちなみにFラン大学の学内説明会を探したのですが、企業名が載っている大学はありませんでした。
メーカーや「小売、流通」、官公庁と書かれている大学があったので、その辺りでしょう。
僕がFラン大学生の頃から感じてたんですけど、ホントにしょぼい!
聞いたこともないような企業しかなくて一発で「ブラックだ!」とわかるような企業もちらほら。
Fラン大学に学内説明会で、来るような企業に就職したいですかね?(めちゃくちゃ失礼なのは知ってます。)
つまり「Fラン大学生でもいいから人が欲しい」って間接的に言ってるんです。そんな企業が給料高いわけないじゃないですか。
しかも人不足なら残業も多くなるので、ブラック企業になるんですよね。
上位大学は、就職人気企業が学内説明会に参加します。ずるくないですか?
Fラン大学生は学内説明会でろくな企業と出会えないから、「自力で就活を行い自滅する→就職できない」という結論につながってしまいます。
Fランが就職できないなんてうそ!就職業界をチェック
Fランが就職できないというわけではなく、就職が不利なだけという理由を説明しました。
しかしFラン大学生でも、90%以上の人は就職しているんですよね。Fラン大学生がどの業界に就職しているか気になりませんか?
順番にFラン大学生の就職先について紹介しますね!
小売、流通業界
小売、流通業界が一番多いでしょう。なぜなら、人数が必要な業界だからです。
スーパーやドラッグストアの店員、配達員や工場で仕分け業務などが多い印象です。
なのでFラン大学生でも就職して、仕事ができるんですよね。
しかも、頭のよさは関係ない職種についていることが多いです。店員や配達員は、バイトでもできることですよね。
どんな職業でも尊敬に値するのはわかっていますが、誰でもできる仕事はなかなか給料が上がらないです。
もちろん働けば給料は多少増えるでしょう。しかし、それも30代で頭うちです。
長期的なことを考えると小売、流通業界は避けたほうがいいかもしれませんね。
福祉、介護業界
福祉、介護業界も多いです。
こちらも人が足りていない業界だからですね。
少子高齢化の影響で介護を必要としている人口は増えているのに、働き手が少ない状況ですので、Fラン大学生でも入ることができます。
もともと「福祉、介護系」に興味がある場合、専門学校に入り資格も取得しているので将来性もあります。
しかし、何も考えてなかったFラン大学生が福祉や介護に入って、長続きするでしょうか?
僕の友人も福祉、介護業界にいるのですが、土日も仕事で結構きつそうです。
Fラン大学生は、違う職業の方がいいかもしれませんね。
夜仕事
極論ですが、夜仕事が一番いいかもしれません。給料面では。
やはり印象通り一時的な職業なので、長期的な仕事には向いていないでしょう。
また学歴は一切いらないので、Fラン大学を出る意味もありません。
他の就職活動が全て失敗して、最後に夜仕事を選ぶ人が多いイメージですね。Fラン大学生の一定数は夜系のお仕事につきます。
Fランが就職できないという下馬評を覆して、優良な企業に就職する方法
ここからは、「僕が考えるFラン大学生が優良企業に入る方法」をお伝えします。
- 大手企業に入る準備をしっかりする
- 公務員を目指す
- ITエンジニアを目指す
の順番で紹介しますね。
大手企業に入る準備をしっかりする!
基本的に大手企業の方が、優良企業なことが多いです。
優良だから人も集まるし、企業が大きくなります。なので新卒チケットを使って、大手企業にいくことをオススメします。
オススメの企業は、BtoB事業をしている企業ですね。
BtoCでも良いのですが、人気がある割にうまみはありません。例えば観光業界のHIS、JTBなんかは土日も仕事ですし、とてもハードです。
ほとんどのBtoB企業は土日休みなので、まったり高給を稼げるでしょう!
大手企業への就職の方法は、以下の記事に詳しく書いてあるのでぜひ一読を!
公務員を目指す!
Fラン大学生が目指す公務員は、市役所の職員などが多いです。
しかし、ほとんどのFラン大学生は、警察や消防に入っています。
単純に学力不足なので、Fラン大学生は市役所に入れません。上位大学の人も狙っているという理由もあり、競争率が高いからです。
それでもテストで高得点を取ればチャンスがあるのが
Fラン大学生が公務員になる方法とリスクを下の記事にまとめたので、公務員を目指す人はぜひ一読を!
ITエンジニアを目指す!
ITエンジニアを目指すという選択肢もあります。
ITエンジニアは比較的に、学歴関係なくなります。昔はブラック企業のイメージもありましたが、流行を産む最先端の業界なので、働き方改革も進んでいますね。
ITエンジニアも人が少ないです。しかし、小売や流通業界とは明確に理由が異なります。
- 小売、流通:単純にやりたい人がいない、少子高齢化
- IT業界:市場拡大により仕事が増えたけど、人が居ない
というものです。
つまりIT業界は、給料が上がるんですよね。たくさん仕事があるので。
Fラン大学生が就活で目指すなら、IT業界一択の理由を下の記事で書いているので、ぜひ一読を!
Fランが就職できない事象をまとめると「業界をみなければ、誰でも就職できる」という結論にたどり着く!
ここまで、Fラン大学生が就職できない事情について説明してきました。
もう一度振り返りましょう。
Fラン大学生が就職できない環境面の理由は、
- 学歴フィルターが存在している
- ろくな先輩がいないので、まともなOB訪問ができない
- 大学の学内説明会にしょぼい企業しかこない
でした。
さらに学生から、不人気の業界だと就職できているんですよね。
- 小売、流通業界
- 福祉、介護系
- 夜仕事系
この職業につきたくないと思って、就活をがむしゃらにした結果、内定がでず「Fラン大学生は就職できない」と言われているのです。
では、Fラン大学生は、どんな職業を目指すのがいいのでしょうか。以下の3つでしたよね。
- しっかりと準備して大手企業を目指す
- 公務員を目指す
- ITエンジニアを目指す
もっともオススメなのは、ITエンジニアです。
学歴関係なくスキルをつけることで年収は、爆上がりしていきます。
>>Fラン大学生が年収を爆上げするために、絶対に必要なこと!【億万長者】
正直20代で、Fラン大学生が600万円を目指すならITエンジニアですね。
もし就活スタートまで、半年以上の期間がある場合は、20代で目指す年収600万円の最短ルートを読んでみてください。
就活まで時間がないという人は、就職エージェントをオススメしてます。就職エージェントは、学生の就職サポートをしてくれる民間企業です。
大学の学内説明会がダメということは、大学の就職支援課もダメな可能性があります。(しかも一人一人の対応はできませんよね。学生の人数も多いので)
なので、民間の就職エージェントを使った方が確実に内定を獲得できます。
「大学の就職支援課」や「僕みたいな就職にとやかく言う人」も、個人に最適な案を示すことはできません。誰にでも当てはまることを言うしかないのです。
ですが、就職エージェントは個人に最適化してくれるので、Fラン大学生にあったアドバイスをしてくれます。
なのでFラン大学生は絶対に登録してね!
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