そんな気持ちを持っている方に、「設計者からプロジェクトリーダーになる方法」をお教えします。
私は新卒5年目で設計者からプロジェクトリーダーになりました。
その時の経験をもとに当記事では、「昇格に向けて何が必要か」を紹介していきます。
当記事では
- プロジェクトリーダーに求められる能力
- プロジェクトリーダーになることのメリット
を順番に紹介したいと思います。
また、当記事は5分程度で読めるので、プロジェクトリーダーをやってみたいシステムエンジニアの方はぜひ一読を!
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【システムエンジニアのキャリアパス】プロジェクトリーダーに、必要な能力はこの三つだ!
プロジェクトリーダーには、以下の3つの能力が必要だと考えています。
- コミュニケーション能力
- システム全体を見る能力
- 人を動かす能力
それぞれの要素を順番に説明していきますね!
プロジェクトリーダーに必要な要素1 コミュニケーション能力
まずコミュニケーション能力ですが、どのポジションでも必要となりますよね。では、具体的にどんなコミュニケーションが求められるのでしょうか?
まずはじめに「プロジェクトメンバー全員が理解できる言葉で説明できる能力」です。プロジェクトメンバーが、理解できない指示を出しても動くことができませんよね。
プロジェクト内で共通の単語帳などを作り、プロジェクト内部のコミュニケーションを向上させるのも一つの手段です。
また、クライアントにわかりやすい説明をできる能力も必要になります。クライアントはシステムに詳しくないため、専門用語はほとんどわからないでしょう。
そのため専門用語を並べるよりも、一般的にわかりやすい言葉で話してあげる方が良いのです。
例えば、インターフェースなどの横文字をデータ送信、受信と変換してあげること。もしくはエラーの内容を、例え話に置き換えてあげるなどです。
こうすることで、クライアントとシステム開発側で共通認識を持つことができます。
プロジェクトリーダーのコミュニケーション能力には、「調整力」という意味も加わっています。
そのためプロジェクトメンバーとクライアントのスケジュール等を調整できる能力も必要です。その時に片方だけ優先するとどうなるでしょうか?
チームが満足しないか、クライアントが満足しないという状況が生まれてしまいます。
様々な部分で調整し、プロジェクトがうまくいくようにコミュニケーション能力を向上させましょう。
プロジェクトリーダーに必要な要素2 システム全体を見る能力
設計者よりもプロジェクトリーダーの方が、幅広い範囲を管理することになりますよね。
そのため一つの機能に詳しいことより、システム全体で整合性が取れているかという点を考える必要があります。
例えば、DBの設計が機能ごとに変わってしまっていたらどうでしょうか?大変なことになりますよね。
そういった広域に広がる部分は、リーダーのチェックが必要です。
そのほかには他のシステムとの調整も必要ですよね。
一つのシステムで完結するなら良いですが、他のシステムと「データ連携」や「ファイル連携」などが存在します。
その時に他のシステムの担当者と調整せず自システムだけのことを考えていたら、うまくいかないでしょう。
例えば、共有で使うマスタが存在するのに、知らなかったら大変なことになりますよね。データディクショナリー等の約束ごともそうです。
共有マスタがあることは知っていたとしましょう。
他のシステムと同時開発中で共有マスタに変更が加わる予定だった場合、変更内容や時期を調整しそれと合わせる必要がありますよね。
プロジェクトリーダーはチーム内部とクライアント、他システム、インフラなど広域に目を配る必要があります。
プロジェクトリーダーに必要な要素3 人を動かす能力
人を動かす能力がプロジェクトリーダーには必要です。なぜなら自分一人でできることは、限られているからです。
例えば、コーディングを全て一人でやることは、当然無理なわけです。そのため人にお願いする能力が必要になるのです。
それはクライアントに対しても同様ですよね。「業務資料」や「総合テストの協力」は必要不可欠です。
人にタスクを振る際は「期限」「タスクの内容」「求める成果物」を正確に伝えましょう。
また、出来なかったばあいの「リスクヘッジ」も重要です。誰かが遅れることは常に想定しておくことが必要です。
その時には誰かを動かして、遅れを取り戻す必要がありますよね。でも他の人の遅延を助けてくれる優しい人は、そんなに多くありません。
そんなときにどうしたらプロジェクトメンバーを動かし、プロジェクトを救うことができるでしょうか?
基本的に人は利益があることでしか行動しません。遅れを取り戻すことによるメリットを提示することが一つの手段としてあげられるでしょう。
もうひとつは最初から「あの人遅れる可能性あるから、助けることもタスクに入れておいて」と前もってメンバーに伝えておくことが重要だと考えます。
人は突然タスクが増えると嫌悪感を感じますが、前もってその可能性を伝えておくと、いざ遅延があ発生しても対応してくれる可能性が上がります。また断られる場合は、頼んだ時点で断られます。
断られたら別の人にお願いしてプロジェクトの体型を維持できるようにしましょう!
プロジェクトリーダーは前もって、危険を察知してリスクヘッジ(人を動かす準備)をしておくのが重要と言えますね。
【システムエンジニアのキャリアパス】設計者からプロジェクトリーダーになることで、得られるメリットは2つある!!
設計者からプロジェクトリーダーになるために、必要な能力は上で説明しました。それを踏まえてプロジェクトリーダーになるメリットは、どこにあるでしょうか?
プロジェクトリーダーになってもメリットがないのでは、誰もなりたくありませんよね。私が考えるプロジェクトリーダーのメリットは2つあります。
順番に紹介していきますね!
プロジェクトリーダーになるメリット1 より上流になることで給料が上がる
基本的に上流になることで、給料はあがる形式になっています。
プロジェクトリーダーの方がシステムエンジニアより、責任が重いですよね。
会社員のばあい、特に変わることはないかもしれませんが、フリーランスのばあいは大きく変わります。単価が20万以上違うことも。
会社員でいることで評価が曖昧になっていますが、フリーランスで評価の基準を考えると自分の市場価値を確認することができるでしょう。
全員がフリーランスになれというわけではなく、案件の単価を調査してみてください。そうすれば自分の市場価値がわかるはずです。
プロジェクトリーダーをやることで給料アップへ繋げましょう!
プロジェクトリーダーになるメリット2 上流に上がることで転職しやすくなる
上流に上がることで市場価値が上がるんでしたよね。
僕が転職活動をしていたときにも、プロジェクトリーダーの経験は評価されました。そのため給与も大幅ランクアップして、最終的には内定をもらうことができました。
例えば、設計者で「マネジメント経験者」と「未経験者」どちらが評価されるでしょうか?
マネジメント経験者はリーダーがどうしてほしいかを身を以て体験しているので、いち設計者でも評価が高くなるのです。
マネジメントを経験することで「プロジェクトでの動き方」が理解できているという評価をもらうことになります。
その結果、いち設計者でもマネジメント経験者の方が転職で有利となるのです。
【システムエンジニアのキャリアパス】設計者からリーダーに昇格するために必要なことは?のまとめ
プロジェクトリーダーに必要な要素と昇格するメリットを紹介しました。
必要な要素は以下の三つでしたよね。
- コミュニケーション能力
- システム全体を見る能力
- 人を動かす能力
上記3つを意識して業務に取り組むことでプロジェクトリーダーに昇格することができるのではないでしょうか?
リーダーに昇格すると市場価値が上がるので、転職やフリーランスになったときに有利です。開発、設計を担当している人はプロジェクトリーダーを目指してみてはいかがでしょうか?
僕はミイダスというアプリを使って市場価値を図りましたが、単なるシステムエンジニアのときは提示される年棒が低めでした。
しかしプロジェクトリーダーになって再度計り直したところ、800万円以上の予想年棒が表示されました。(多少高めに表示されているので、額面は気にしないでください。)
その後オファーが急に来るようになったので、マネジメント経験は重要だということがわかります。
今の自分の市場価値を図るアプリはミイダスがおすすめです。まずは無料登録して市場価値を確かめてみましょう。
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