「Fラン大学に入学したけど、将来のことが不安だから編入も考えている」
こういう人結構多いですよね。僕もFラン大学(偏差値35)だったので、考えたことがあります。
僕の友人は、僕と同じ大学から青山学院大学に編入し、東京電力や日本銀行などの超大手企業から内定をもらっていました。
とはいえ、
- 編入の難易度は?
- 編入するメリットは?
- 編入するときのリスクは?
- 編入するための方法は?
など、わからないことばかりですよね。
そこで当記事では、「Fラン大学から上位大学へ編入するときに知りたい情報」をまとめました。
実際に編入した友人から情報を聞いたり、僕自身もFラン大学生だったので、そのとき調べた情報をもとに詳しくお伝えします。
具体的には、
- 編入の難易度
- 編入するメリットは?
- 編入する時に気をつけたいリスクは?
- 編入までの最短ルートは?
- 編入を考えている学生にオススメしたいルート
というテーマで要点だけを、Fラン大学生にもわかりやすく説明しますね。
この記事は、10分で読めます。
10分後には、「Fラン大学から上位大学へ編入するまでに必要な情報」が全てわかります。
そして「どんな方法で編入を目指すか」まで、具体的に提示するのですぐに行動できる記事となってます。
Fラン大学生で、上位大学への編入を考えている人はぜひ一読を!
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Fラン大学生が編入で上位大学に入る難易度
Fラン大学生が上位大学へ編入するのは、浪人して再入試を受けるより簡単です。
その理由として
- 再入試より科目数が少ないから
- 出題問題が再入試より簡単だから
- 何校も受けることができるから
が挙げられます!
順番に、要点だけ説明しますね。
再入試より科目数が少ないから
受ける大学によって異なるのですが、基本的に一般入試より科目数は少ないです。
試験 | 科目数 |
センター試験 | 5科目(英語、国語、数学、理科、地理歴史) |
私立大学 | 3教科(英語、国語、数学等) |
編入 | 2科目(英語+専門科目) |
※専門科目は、学部によって異なります。
例:経済、経営系の学部:経済学・経営学の基礎からの出題 等
勉強する科目が減るなんて、超イージーですよね!
再入試を受験するより、効率的に上位大学を目指せます!
出題問題が再入試より簡単だから
編入試験で出される問題は、入試に比べると簡単です。
というのも編入される大学としても、人数を確保したいという思いがあるからですね。
なんで人数を確保したいかというと、
- 途中で辞めてしまった学生の学費を補填したい
- 就職人数に影響する
という理由が挙げられます。
入試と違って編入を志望する学生が少ないため、試験も簡単になっています。
どのくらい簡単かというと、過去問を解けば本番でも対応できるレベルです。入試だと過去問を何回といても、本番や模試では解けないことがありますよね。
編入試験は、そんなことなく解ける問題となっています。また、小論文や面接もあるので「学力だけでは判断されない」というのも簡単にしてるポイントかもしれません。
つまり多少試験の点数が低くても、合格できる可能性もあります。
入試がいまいちでFラン大学に入った人も、編入で上位大学を狙えるでしょう!
編入の仕組み上、ライバルのレベルが低いから
一般入試だと、東大に入れるレベルの頭のよさでも、滑り止めで慶應大学を受験しますよね。
編入だと上位大学の人が下位大学は受験しません。
例えば、早慶に通っている人が明治の編入試験を受けるでしょうか?
受けませんよね。
つまり青学の編入試験を受ける人は、青学より偏差値が低い大学にいる学生に限られます。
他の入試と違って日程も重ならなければ、多くの大学を受けられます。つまりチャンスは多いのに、ライバルは弱いという最高の状況が生まれるわけです。
編入を狙う学生のレベルが高くないことは、入試より編入の方が簡単になっている理由のひとつです。
Fラン大学生が編入で上位大学に入るメリット
Fラン大学生が上位大学に編入するメリットは、以下の三つです。
- 学歴コンプレックスが消えるから
- 就活で学歴フィルターに引っかからなくなるから
- ハイレベルな環境に身を置けるから
順番に要点だけ紹介しますね。
学歴コンプレックスが消えるから
Fラン大学生の多くが悩んでいる学歴コンプレックス。僕もずっと悩んでいました。
学歴コンプレックスの解消方法の一つとして、上位大学への編入はもっとも有効です。
例えば、大学名でバカにしてきた人より偏差値の高い大学へ入る。それだけで承認欲求が満たされますよね。
人生は長いので、大学名だけで決めるのはよくないですが、それでも今の学歴コンプレックスを解消する方法として、編入は効果的です。
ただ、学歴コンプレックスを解消すれば人生が楽しくなるかと言われれば、そんなことはありません。
もっと長いスパンで人生を考えると、案外学歴は小さいものかもしれませんね。
例えば、「某牛丼屋」「某乳酸菌飲料会社」「某アプリ会社」の社長は、”日本大学”出身です。
Fランではないかもしれませんが、MARCHや早慶よりは偏差値が低いですよね。
この人たちは、学歴コンプレックスを抱いているでしょうか?おそらく抱いてないでしょう。
社会に出たら、学歴なんて関係ないことも理解しておきましょう。
永久に学歴コンプレックスが、つきまとうことはありません。
社会に出れば「会社名」「年収」「役職」などで別のコンプレックスが生まれます。
上には上がいるので、それを原動力にして頑張るのは良いですが、いつか疲れてしまいます。
「自分がやりたいこと」や「どうしたらコンプレックスがなくなるか」を考えてみるといいでしょう。
ちなみに僕は「他の上位大学生より稼ぐ」「上位大学生がなれない職につく」がコンプレックスを無くす方法だと思い、就活を進めました。
その結果、大学の頃感じていた学歴コンプレックスはなくなりました。
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就活で学歴フィルターにかからなくなるから
学歴フィルターを回避できるのは、編入の良いところだと思います。
就活でも大学名を全面に押し出して、有利に進められそうですよね。
Fラン学生と上位大学生だったら、どちらを内定させるか。そんなのわかりきっていますよね。
学歴フィルターがある企業に何としても入りたい理由があって、その上で編入を選択するのは素晴らしいことです。
僕の記事でも学歴フィルターの回避方法を書いたのですが、一番有効な手段が「上位大学への編入」だと思ってます。
ハイレベルな環境に身を置ける
編入することで、上位大学の環境に身を置けるのもメリットですよね。
Fラン大学の授業がつまらない!でも単位には出席が必要...
なんて場合にも有効ですもんね!
ただ、一つだけ注意があって、
上位大学へ行けば環境が変わって自分がすごくなれる訳ではないです。
結構勘違いしている人が多いんですけど、そのレベルの高い環境で「何をしたいか」が重要なのです。
「受けたい講義がある」「話したい教授がいる」
そういう目的がないと結局上位大学でも「なんだこんなもんか」と冷めてしまいます。
レベルの高い環境に憧れているだけなら、もう一度編入の目的を考えましょう。
Fラン大学生が編入を目指すときに伴うリスク
Fラン大学生が上位大学への編入を目指すときに、考慮したいリスクがあります。
それは以下の三つです。
- 編入試験に落ちたら、編入対策の勉強は無意味
- 編入先の大学で認められる単位が少ないため、就活で不利
- 年によって募集要項が変更される
要点だけ説明するので、リスクについても理解しておきましょう。
ぶっちゃけ、他の記事を見ると「編入は最高!絶対した方がいい!」的なこと書いてあるのですが、冷静に考えるとリスクもあります。
リスクを理解した上で、編入試験に臨めるように確認していきましょう。
編入試験に落ちたら、編入対策の勉強は無意味
編入試験の勉強は、編入試験でしか使えません。
大学の講義でも、就活でも役に立たないでしょう。つまり編入するための勉強に、大学生の時間を使うことになります。
大学生なのに、大学に入るための勉強するって少し違和感ありますよね。
もしそれで編入試験に落ちたらどう対策しますか?
- 浪人して編入
- 3年次編入を目指す(2年次編入を受験した場合)
- 就活で挽回しようと頑張る
だいたい、この辺の対策になると思うんです。
それなら、編入の勉強時間を就活対策に使えばいいのでは?
なんて僕は思う訳です。
編入試験の勉強は落ちたら、時間の無駄になることをリスクとして認識しておきましょう。
編入先の大学で認められる単位数が少ない
編入先の大学に入ると、旧大学の単位が全て移行される訳ではありません。
編入の単位互換は、上限値が決められています。
大学設置基準改正要綱(案)の第一に「2.大学以外の教育施設等における学修について単位認定できる単位数の上限を、単位互換について単位認定する単位数と合わせて60単位とすること
大学審議会
※2、3年次編入で変更される大学もあります。気になる大学へは直接問い合わせしてください。
認定された単位が減ると、編入先の大学で単位を取らなくちゃいけないですね。講義にもたくさん出る必要があります。
そんな状態で満足に就活できますか?
何が言いたいかというと、編入すると単位が減るため、大学に時間が取られます。
その結果、就活に全力を出せない可能性があります。
これが二つ目のリスクですね。
就活のために編入したのに、「単位を取るために就活を満足にできない」なんて本末転倒ですよね!
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年によって、合格者の人数や編入募集の有無が変わる
編入のために勉強をしていて、入りたい大学が募集しなかったらどうしますか?
出願期間はだいたい8月から10月までくらいで、試験が1月2月のことが多いです。出願してから勉強して、間に合う人は問題ないでしょう。
でもFラン大学生は、募集が決まる前から勉強を初めていることが多いです。
入りたい大学が募集しなかったら、勉強の一部が無駄になることもあります。(他の大学の編入試験で、使えることもあるので一部としました)
募集要項が変わるリスクも頭に入れておきましょう。
Fラン大学生が編入する方法は、スクールに申し込んで勉強するのが一番効率的!
編入を考えている方は、どのように勉強するのでしょうか?
そもそも書店に「編入の過去問」は売っていません。ましてや普通の予備校では編入対策がありません。
編入用のスクールがあるので、そこに申し込みましょう。僕が調べた編入のスクールは以下の通りです。
Fラン大学生の場合、独学で勉強しようとすると「友人の誘惑」や「バイト」があるので、スクールに申し込むことをオススメします。
「スクールはちょっと」「行くの面倒臭いな〜」なんて考えた人は、編入なんてやめた方がいいですね。
そんな感じで、油断していたからFラン大学にいるんですよね?最善の対策をしないなら、編入は諦めた方がいいです。
スクールに通って初めて、周りのライバルと同じスタートラインに立てるのです。申し込まなかったら、F1レースに自転車に出るみたいな感じですね。
もし本気で編入を考えている人は、いますぐ編入のスクールに資料請求しましょう!
Fラン大学生が編入で上位大学を狙うより、プログラマになる方が、給料は200万円高くなる!
Fラン大学生が編入するために、理解しておくべきことを説明しました。
- 編入の難易度
- 編入のメリット
- 編入のリスク
- 編入の準備方法
みなさんの編入の目的をもう一度、考えてみましょう。
- 学歴コンプレックス解消
- 就活を有利に進める
- ハイレベルな環境に身を置く
正直な話、上記3つの理由の場合、編入する必要はないと思ってます。
学歴は社会に出れば、ほとんど意味ないです。
例え話として、AさんとBさんのどちらになりたいですか?
- Aさん:慶應大学出身、中小商社、25才年収:400万円、30才想定年収:550万円
- Bさん:偏差値35大学出身、大手IT企業、25才年収:550万円、30才想定年収:800万円
当然Bさんですよね。
つまり、入る企業によって年収も変わりますし、今後の人生も左右されるんです。
だ・か・ら、上位大学に編入して、就活を有利に進めたいんだよ!って思ってますよね?
それなら編入より、プログラミングやった方が100倍いいですね。
プログラミングって金になるのに、学校で習わないですよね?ってことは、スタート地点が決まってないんですよ。
編入試験みたいに英語、国語、数学(受ける学科によって異なります)って、学校の授業で学んでるじゃないですか。
つまり大学に入った時点で、差がついているんですよね。
それを盛り返して追いつくより「就活」「大手企業」「高年収」「高待遇」に直結している、プログラミングを学んだ方がいいと思うんです。
「上位大学卒業で年収400万」と
「Fラン大学卒業で年収600万」。
あなたはどっちを目指したいですか?
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