「仕事はミスしたあとが重要だ。」と言われることが多いですよね?僕もそう思います。
でも、
- なぜ、仕事はミスしたあとが重要なのか?
- どのようにミスを挽回すれば良いのか?
- 再発防止のために何を準備すれば良いか?
という方も多いと思います。
この記事では仕事でミスしたあとの悩みを、元コンサルで新入社員のメンターだった私が解決していきます。
具体的には
- 仕事でミスしやすい人の特徴4選とその予防策
- 仕事でミスしたあとの対処方法5選
- どうしてもミスが減らない時はどうするか
の順番で要点だけ紹介しますね。
5分ほどで読めるので、仕事でミスした時の対処法や予防策の悩みを解決したい人はぜひ一読を。
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仕事でミスしやすい人の特徴4選とその予防策
仕事でミスをする人には、共通点があります。僕が新入社員のメンターをしていた時も、同じ特徴を持った人がミスする傾向にありました。それが以下の4つです。
みなさんは当てはまるでしょうか?
- 注意力が散漫している
- 自己流で完結させる
- 確認が不足している
- 仕事のゴールが見えていない
それでは、順番に特徴と予防策を紹介しますね。
仕事でミスしやすい人の特徴1 注意力が散漫している
注意力が散漫している人は、ミスしがちですね。
気になることがあると、そっちに意識が行ってしまう人が該当してます。ミスの原因は、他のことに気を取られて、どこまで完了したかわからなくなることです。
例えば、1〜10まで順番に行う作業があるとして、4の作業中に他のことに気が散ってしまったとしましょう。戻ってきた時に「どこまでやってたっけ?」となってしまい、ミスが起こるんですよね。
注意力が散漫するタイプの予防策は、チェックシートなどを用意して作業を進めることです。または手順書を用意して、チェックしながら作業するとミスを減らすことができるでしょう。
実際に注意力が散漫していたタイプの新入社員に、チェックシートを作ってもらい作業をしてもらいました。するとミスがほとんど無くなりました。
注意力が散漫するタイプの人は手順書やチェックシートを作って、作業をするとミスが減るでしょう。
仕事でミスしやすい人の特徴2 自己流で完結させる
ミスしやすい人は、自己流で仕事を進める傾向があります。
今までの先輩たちの手法を無視して、自分のやりたいように進めてしまうのです。例えば作業の順番が決まっているのにも関わらず、自己流で進めてしまいミスが発生する。といった具合ですね。
自己流で進めていいのは、前例が無いことだけです。ほとんどの場合前例を踏襲して、作業しましょう。
自己流で完結させる人がミスを防ぐためには、手順書を作り確認してもらうことです。もしくは「どう進めるか?」を上司にレビューしてもらいましょう。
すると事前に自己流でアレンジした部分も踏まえて、確認してもらえますよね。上司とのダブルチェックでミスを減らしましょう。
仕事でミスしやすい人の特徴3 確認が不足している
自己流でやる人と似ているのですが、確認不足の人もミスしやすいですね。
確認不足の人に聞いてみると、「どこを確認するかわからない」という人がとても多いです。ミスした後に「なんで確認しないの?」と言われることも多い!と言っていました。
では「どのタイミングで」「何を」確認すれば、ミスを減らすことができるのでしょうか?
元コンサルの僕が新入社員の時に意識していたことは、以下のタイミングで確認することです。
タイミング | 何を |
作業前 | 方向性と納期 |
作業が3割完了した時点 | 全体像の共有とそこまでの作業のレビュー |
10割完成 | 成果物や作業のレビュー |
上の表はあくまでも目安です。可能であれば作業前に上司や先輩と「どのタイミングで確認するか?」を明確に設定しましょう。
確認のタイミングさえ決めておけば、確認不足のミスは無いでしょう。
確認するタイミングと内容を理解してミスを予防しましょう。
仕事でミスしやすい人の特徴4 仕事のゴールが見えていない
仕事のゴールを把握していないと、ミスが増えます。例えば成果物をを作ることはゴールでしょうか?違いますよね。
その意識で成果物を作成した場合、完成した成果物は合格点に満たないです。仕事のゴールは、成果物を作ることではありません。何かの悩みや課題を解決することですよね。
「どんな悩みを解決するのか」が理解できていないと、「成果物が作成→終わり」になってしまいます。
例えば、資料を作成したとしましょう。資料の目的はなんですか?誰かにアクションをお願いすることを目的としていませんか?
何かの「協力」「承認」「合意」も含め、他人を動かす訴求をしないといけないのです。
成果物の目的を把握して、意図した成果物を作成できるようになりましょう。
仕事でミスしたあとの対処方法5選
仕事でミスした後は、冷静に対処して信頼を失わないようにしたいですよね。対処法がしっかりしていれば逆に信頼度が増すので、以下の対処方法を覚えといてくださいね。
- 事実を報告して謝罪する
- ミスを分析する
- 分析結果から対策を考える
- 対策方法を上司からレビューしてもらう
- もう一度取り組む
この順番は、ミスをした後に行動する順番です。順番通りに実施してください。
仕事でミスしたあとの対処方法1 事実を報告して謝罪する
まずは事実を報告しましょう。「今の状態」と「どのくらいでミスを取り返せるか?」の二つの情報があれば問題無いでしょう。
ミスを取り返してから、再発防止策を練るのが良いですね。ミスの対処を一番最初に終わらせないと焦る気持ちはわかるのですが、先に事実の報告をしないと周りがどうすることもできません。関係各所へ連絡を済ませましょう。
事実を報告したら、謝罪をしましょう。自分が悪くなくても、とりあえず謝罪をしておきましょう。それができれば、対処法の第一段階としては問題無いでしょう。
仕事でミスしたあとの対処方法2 ミスを分析する
ミスをしたあとには分析しましょう。「どうしてミスしたのか?」「どこでミスしたのか?」という点を明確にしてください。
なぜ分析をするのか?それは今後の再発防止策を立てる時に、役立つからです。
例えば、
- 手順書にミスがあったのか?
- 手順にミスがあったのか?
で予防策が異なりますよね。
この段階では、ミスを細かく見ていくことが重要です。
仕事でミスしたあとの対処方法3 分析結果から予防策を考える
先ほどの分析結果より、ミスの原因が掴めたと思います。
そこから再発防止策を考えましょう。再発防止策の考え方は純粋にミスを防ぐやり方で構いません。考えすぎて全部をやり直しにすると非効率的です。
例えば、手順書が準備されていなかったら、手順書を作るでも良いでしょう。手順書の記述が間違っていた場合は、手順書のレビューを設けるといった対策をしましょう。
それぞれのミスに、合わせた予防策を立てることが重要です。
ちなみに手順書でミスをしていた場合は、ミスを直して終わり!ではいけません。なぜかわかりますか?
自分が気づかないミスが、手順書に眠っている場合があるからです。この場合は、「レビューをしてもらう」という予防策を追加しないとダメです。
二度と再発させないために、根本的な予防策を立てられるようにしましょう。
仕事でミスしたあとの対処方法4 対策方法を上司からレビューしてもらう
これが抜けている人が圧倒的に多いですね。対策を立てて終わり。
その対策が合っている保証は無いですよね?であれば上司や先輩から、レビューを受けるのが良いでしょう。
自分一人で考えられない場合は、一緒に考えてもらうことも必要です。手順書を直してレビューして初めて、完成に近づいたのです。
仕事でミスしたあとの対処方法5 もう一度取り組む
これも抜けている人が多いですね。
もう一度できないことを除いて、ミスが起きた場合はもう一度最初からやったほうがいいです。
例えば、システムのリリース作業等ですね。一回も成功してない状態で、本番作業するのは絶対避けましょう。
何回リハーサルをやってもいいので、絶対に成功してから取り組むべき事柄もあります。その辺は周囲と相談して、判断しましょう。
どうしてもミスが減らない時はどうするか
どうしても、ミスが減らない人がいます。だいたいの場合はミスを修正して、次第に回数は減っていくものです。
しかし4回、5回と同じミスをするようであれば、少し考えた方がいいでしょう。人は得意、不得意があります。
自分にとってその作業は不得意な項目かもしれません。その時は配置転換を希望しましょう。
例えば人前で話すのが苦手で、説明の時にミスをしてしまう。(パワポを飛ばして説明する等)が多発した場合、人前で話さない事務職などに配置転換してもらいましょう。
人前で話すのが苦手でも、事務作業なら得意。と言う人は何人も見てきました。「自分って仕事できないのかな?」と思うよりも先に「この仕事合わなくね?」と考えて欲しいのです。
今の仕事が自分に合わない!と感じたら
もし今いる職場が合わないと感じている方は、転職がおすすめです。しかし転職する時に一番大変になるのが’退職’です。
「今まで育てた恩を忘れたのか?」などと止められることもあるでしょう。「ここでミスばかりなら他に行っても同じだぞ」という人もいるでしょう。
そんなことはありません。先ほども書きましたが、人には得意不得意があるのできっと別の場所なら輝くことができます。さらに上のようなひどいことを言ってくる職場は、すぐ辞めましょう。
自分で辞めにくい場合は、退職代行がおすすめです。わずか3万円程度で、翌日から会社に行く必要が無くなります。しかも退職関連は全部丸投げ。
手間をかけずに素早く辞めたい場合は、退職代行に依頼しましょう。
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仕事ミスした?対処法と予防策を元コンサルで新入社員のメンターだった僕が解説のまとめ
仕事をミスしやすい人の特徴とその予防策、ミスした後の対処方法について紹介しました。
もう一度おさらいしましょう、仕事でミスしやすい人は以下の特徴です。
- 注意力が散漫している
- 自己流で完結させる
- 確認が不足している
- 仕事のゴールが見えていない
ミスしやすい特徴を持っている人は、それぞれの項目に書いてある予防策を実施してみてください。
ミスをした後の対処法は、以下の通りでしたね。
- 事実を報告して謝罪する
- ミスを分析する
- 分析結果から対策を考える
- 対策方法を上司からレビューしてもらう
- もう一度取り組む
順番通りに実施して、信頼感アップまで目指しましょう。
それでもミスが減らない場合は、今の仕事があっていない可能性があります。配置転換や転職を考えるべきでしたよね。
転職の一番のハードルは「退職」です。退職は退職代行に任せて、自分の長所を発揮できる仕事場を探してみましょう。
最後に入社9日の会社を退職代行で辞めた僕が、本当に信頼できるおすすめする退職代行3選を載せておくので、退職を検討する人はみてください。