元ITコンサルタントのなかつです。
優秀なコンサルタントが起業してもうまくいかないことがあります。それについて当記事では書いていこうと思います。
そもそもコンサルタントの優秀には二つの種類があります。
そのタイプ別に「起業に向いているタイプ」と「そうでないタイプ」を解説します。
- コンサルタントってどんな仕事?
- コンサルタントの目的とは?
- どんなコンサルタントが起業にむいているの?
という疑問に対して解説していきます。
コンサルタントの仕事の目的や種類を説明した後に、起業に向いていないタイプにはどのような要素を持っているかを解説していきます。
5分ほどで読めますので、ぜひ一読を。
フリーランスの方も参考になる部分があるかもしれませんので、ぜひ読んでみてください。
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【コンサルタントの種類別】仕事の目的は?
基本的に企業の利益を増大させるために、コンサルタントは働いているんですよね。でも、利益増大における手法って基本的に2種類しかないです。
- コストカット
- 売上増加
コストカットの手法としては、業務改善やシステム導入など対象が「社内」のものが多いです。(外注先変更等は外向きになるかもしれませんが、それでも社内の業務を改革していきます。)
売上増加の手法としては、市場分析、新製品開発、サービス改善など対象が「社外」に向けられているものが多いです。
業務IT系のコンサルタントはコストカット系に従事することが多いです。
対して戦略コンサルタントは売上増加に向けたプロジェクトを行うことが多いです。(最近はその垣根も無くなってきているような印象ですが。)
【コンサルタントの種類別】起業に向いていないタイプとは?
コンサルタントと聞くと優秀でなんでもできそうですが、実際はそうでもありません。起業に向いていないタイプもあります。
そんな起業に向いていないタイプの特徴を紹介します。
コストカット事業がメインだった
どんなにコストをカットしても上限はあります。利益を伸ばすためには、売上増加が必要ですよね。
起業したての頃は売上増加が一番の課題です。その部分に携わっていないコンサルタントには、難しいでしょう。
そのためコストカットをメインに従事してきたコンサルタントは、いくら優秀でも起業に向いていないでしょう。
業務IT系コンサルタントから起業が少ないのは、この理由が原因でしょう。
(エンジニア→ITコンサルのラインだとサービスを作れるのでうまくいく場合もあります。)
社内最適化を目指すコンサルタントは、会社が出来てからが出番のようです。
特化しすぎたせいで事業全体が把握できない
ある分野に特化しすぎたせいで業務全体が把握できないパターンがあります。
受注→請求までで一通りの仕事となるパターンが多いですが、受注だけのスペシャリストだと起業してもうまくいかないでしょう。ある程度のマネジメント能力や他の部分もわかっていないと厳しいのが現状です。
スペシャリスト型のコンサルタントだと起業してもうまくいかないでしょう。
頭は良いが実行できない
コンサルタントあるあるなのが、いざ実行しようと思った時に自分では動けないことです。
例えば営業ひとつとっても「アポイントメント」や「新規顧客開拓」の手法がわかっていない場合があります。
自分の責任で実行することが、強いプレッシャーとなることもあるでしょう。頭が良いので動かない理由を考えてしまい、結局動かないということも。
失敗を恐れて実行できないコンサルタントは、起業してもうまくいかないでしょう。
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【コンサルタントの種類】起業に向いていないのってどんなタイプ?のまとめ
優秀と言われているコンサルタントですが、処理能力が高いだけの人もいるのでは無いでしょうか?その人たちは自分で新規事業を起こすことができないので、起業には向いていないでしょう。
私自身コンサルタントからフリーランスになったので、ここら辺の弱い部分を痛感しているところです。
より行動的に網羅的になることでフリーランスとして成果を上げていければと思っています。
起業に必要な要素のひとつは行動ですよね!会社員の方で起業を考えている方は転職や退職を経験しておいたほうが良いでしょう!
その時に企業側はどういう対応をするべきなのかやそのほかの法律関係など様々な場面で勉強になります。
転職退職関連の記事を載せておくので、悩んでいるひとは読んでみてください。