この体験談は知人から聞いて作成したものとなります。
一部個人情報がわからないように、改変している部分がありますのでご了承ください。
後先考えずに仕事をばっくれたくなる気持ちはよくわかります。
しかし仕事をばっくれると思わぬ問題が生じます。
この記事では実際に仕事をばっくれた知人の体験談をもとに、以下について紹介します。
- 仕事をばっくれることで発生する問題
- ばっくれたい時の対処法
- 即日で仕事を辞めたい場合の手段!
- 自己紹介
この記事は5分で読めるので「仕事をばっくれたい。でもその後のことが不安!」という方はぜひこの記事を読んでみてください。
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仕事でばっくれると電話が鳴り止まない
「仕事をばっくれてしまおう」そう思ったAさんは、朝起きたものの着替えもせずに再度眠りにつきました。
二度寝から目が覚めると、スマホには3件の着信。
1件目:上司
2件目:上司
3件目:会社
それぞれ留守番が残っていました。
「今どこにいるんですか?」「連絡ください」という上司からのメッセージが2件。
「このまま今日中に連絡が取れないと、緊急連絡先に連絡します。」という人事総務からの着信でした。
仕事のばっくれは心配されるだけで面倒
Aさんとしては、日頃のストレスを晴らす意味でも仕事をばっくれたつもりでした。
しかし会社としては、無断欠勤や事故の可能性を疑い電話してきたようです。
Aさんは電話を折り返さず、翌日になりました。
翌日も会社と上司から連絡が数件入っていました。
挙げ句の果てには、親からも着信が入っています。
Aさんはその後「体調不良だった」という理由で連絡できなかった旨を伝え、結果的に大問題にはならなかったそうです。
Aさんは「仕事をばっくれようとすると、様々なところから電話がかかってきて面倒」と理解して、その後普通に退職しました。
ばっくれは無断欠勤と同レベル
Aさんは結局会社に電話していますが、ばっくれはただの無断欠勤レベルだということです。
会社をばっくれると本人や家族に連絡がきます。
会社に連絡を入れて、休暇をもらうか退職する方が良いでしょう。
と考える人もいるでしょう。
しかし、この考えは危険です。
ばっくれで退職すると様々な問題が生じます。
次の章では”ばっくれ退職”で起こる問題を紹介しますね。
仕事でばっくれるとお金の問題が発生します!
仕事をばっくれるときに気になるのがお金の問題
- 損害賠償
- 給料
- 退職金
今回は3つのお金について、解説しますね。
ばっくれると損害賠償請求されるのか?
損害賠償と聞くと数億円などの巨額を想像する人がいると思います。
しかし数億円とかの請求はありえないでしょう。
会社として仕事をしているので、個人に責任を押し付けられません。
仮に個人が仕事を辞めたことで起きた問題でも、会社の問題となるからです。
ただ犯罪の場合は損害賠償になることもあります。
例:個人情報の意図的な流出、内部情報の意図的な持ち出し。
仕事をばっくれる場合でも、損害賠償は気にしなくて大丈夫そうです。
仕事をばっくれると給料が減ってしまうのか?
仕事をばっくれた場合、給料が減るか気になりますよね。
答えは減ります。
もちろん場合や社内規則によってですが「ばっくれ=無断欠勤」と見なされます。
1ヶ月の欠勤日数で、給料が減る会社は多いです。
現に前職場に居た体の弱い子は、欠勤のしすぎで給料が減っていました。
ばっくれで給料が減るというよりも「欠勤は給料が減る」と覚えておきましょう。
また有給消化は基本的に事前申請の会社が多いので、ばっくれる前に使うのが良いと思います。
例えば当月の1週目は出勤して、2週目からばっくれたとしましょう。
この場合会社で退社日を月末にすることで、2〜4週目を欠勤扱いとできます。
すると当月分の給料は、ほぼもらえないことになるでしょう。
※社内規定によります。
仕事をばっくれても、退職金はもらえるのか?
仕事をばっくれても退職金はもらえるのか?気になりますよね。
答えは基本的にもらえません。
本当にばっくれて連絡がつかなくなった場合には、おそらく懲戒解雇となります。
懲戒解雇の場合は退職ではありませんので、退職金はもらえません。
なのでばっくれは金銭的にも危険を含んでいる手段です。
できれば上司や人事総務と相談の上、退職することをおすすめします。
※退職金については、各企業でルールを定めているので確認してみてください。
ただ、懲戒解雇は退職金ゼロが常識です。
仕事でばっくれると転職活動に影響します!
仕事をばっくれた場合、転職活動に影響が出ます。
例えば以下のケースで問題になるでしょう。
- 離職票の発行が遅い(連絡しないともらえないから転職できない)
- 懲戒解雇で転職できなくなる
それぞれのケースを具体的に紹介しますね。
離職票の発行が遅い
転職する際には、離職票が必要です。
離職票がないと前職に所属したままとなり、次の企業と雇用関係を結べません。
離職票は前の職場が発行するものなので、ばっくれで仕事を辞めていると面倒なことになるでしょう。
もう一つ離職票関連でいうと、失業保険がもらえません。
離職票がないとハローワークの失業認定が通らず、約50万円の失業保険を捨てることになります。
懲戒解雇は転職できなくなる
懲戒解雇だと、転職しづらくなります。
履歴書に「懲戒解雇」と書いてあるだけで理由を詳しく聞かれますし「この人やばいかも」とレッテルを貼られるでしょう。
面接までたどり着けず、転職活動は厳しい状況へ。
履歴書に懲戒解雇を書かないのは、経歴詐称となります。
そして経歴詐称は詐欺と同様に犯罪です。絶対にやめましょう。
ちなみに経歴詐称は内定を出して働いている時でも、解雇可能となってます。
仕事をばっくれたいなら、まずは有給休暇を使って休もう!
仕事をばっくれると様々な問題があることがわかったと思います。
「ちゃんと退職しよう」と考えを改めると、また違う問題が出てきますよね。
そうです。
「出社」です。
仕事をばっくれたいひとにおすすめするのは、まず休むことです。
「有給休暇」「休職」どちらでも構わないので申請しましょう。
上司が伝えづらければ、人事総務部でも構いません。
まずは冷静に物事を判断できるように、体と精神を休めましょう。
ちなみに休職の申請書や有給申請は、電子でも可能です。
会社に行くのが辛い時もありますし、上司の顔を見るだけで泣きたくなる時もあります。
そんな時は電子で申請して、会社の人にも会わずゆっくりしてください。
休暇後も仕事をばっくれたい時は、退職代行を使おう!
休暇や休職を取っても気持ちが変わらず辞めたい場合があります。
そんな時は「退職代行」を使いましょう。
退職を伝えるには
- 出社する
- 上司と面談(休職の関係上)
- 人事と面談(退職の関係上)
- 引き継ぎがあれば
が必要となります。
パッと見ただけでもストレスのかかる業務が多いのがわかりますよね。
ストレスがかかっているから辞めたいのに、辞める前にさらにストレスがかかるのは避けたいところ...。
そんな時は退職代行を使ってノンストレスで退職しましょう。
ちなみに僕も入社9日の会社を辞める際に、退職代行を使って辞めました。
→ぜひ時間のある方は、退職代行の体験談はを読んでもらえると退職代行の雰囲気とかをつかめると思います。
退職代行は、
- 即日退職!
- 有給消化OK!
- LINEで連絡して振込で終わり!
- 翌日からはノンストレス!
と仕事をばっくれたい人にうってつけです。
仕事をばっくれた場合と退職代行を使った場合の金銭
と思うでしょう。
しかし比べてみると退職代行で退職した方が圧倒的に得なんです。
項目 | 退職代行の場合 | ばっくれた場合(懲戒解雇) |
---|---|---|
料金 | 30,000円支払う | 0円 |
当月給料 | もらえる(15万円とします) | 0円(欠勤で帳消し) |
失業保険 | 45万円程度 | 0円 |
合計 | 57万円 | 0円 |
退職代行で辞めると通常の退社と同じなので、失業保険(離職票)や当月分の給料をもらえます。
僕が実際に「退職代行→失業保険受給」を経験しているので、間違いないです。
もちろん一番良いのは通常退職です。
それでも「ばっくれてしまいたい」と考えているのは、通常退職だと嫌な場面に遭遇するからですよね。
- 上司の引き止め
- 不要な引き継ぎ
- もしかすると嫌がらせもあるかも
入社9日で退職代行を使った僕の体験談はこちらから!
>>【退職代行の体験談】EXITを利用して入社9日の会社を辞めた時の流れ!【失敗?】
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