「仕事ができない人は、別の会社で頑張った方がいい」そう言われることが多いですね。
僕もそう思います。
とはいえ、
- 本当に仕事ができないのか?
- 自分に仕事が合っていないのか?
をわかってない人がとても多いです。
僕が大手SIerでOJTのメンターをしているときにも「仕事ができない」という漠然とした質問をされることがありました。
意外にも優秀だと思っていた後輩からされることが多かったです。
そんな認識のずれから「自分は仕事ができないんだ」と悩んでしまう人のために、
- 本当に仕事ができないのか?
- 仕事ができない理由は?
- 今すぐシゴできになれる方法とは?
を紹介しますね。
- 僕の経歴
この記事は、5分で読み終わります。
5分後には「仕事できないから辞めたい」という悩みが解決し、『この後どうしたら良いか?』が明確になりますのでぜひ一読を!
リンクで飛べる目次
仕事ができないから転職するのは絶対ダメ!
多くのwebサイトの記事では、「仕事が合っていない場合は、転職して新しい場所で成長しましょう!」的なことをうたっています。
しかし僕はそう思いません。
なぜなら仕事が出来なくて転職した人は、もれなく次の職場でも仕事が出来ないんですよね。
そのため本当に仕事ができないかどうか、判断をしてからの転職を考える。がおすすめ!
上記理由から「今の仕事ができないからすぐに転職!」は絶対に辞めましょう。
仕事出来ない→転職と短絡的に結びつける人は、次の職場でも仕事出来ないです。
思考が浅すぎて、原因を掘り下げることが出来てないんですよね。
漫画のように修行して、進化出来るならまだしも。
フィールドを変えた程度で活躍度合いが変わる人は多くないです。
転職先でも「仕事ができずに辞めたい。」となるのが目に見えてますよね。
仕事ができないから辞めたい人が考えるべきこと
仕事が出来なくて辞めたい人が、考えるべきことを順番に紹介しますね。
- そもそも本当に仕事が出来ないのか?を考える!
- 仕事が出来ない要因を突き止めよう!
- 自分に合う仕事を探そう!
- 仕事が出来なくて辞めたい時の対処法を考える!
の順番に考えれば、自分が今後どうするべきかが明確になります。
この記事ではそんな要望に答え、仕事が出来なくて辞めたい人が考える4つのステップを順番に紹介していきます。
このまま読み進めてもらえれば、自分がどうべきか明確になるでしょう!
仕事ができないから辞めたいの基準を改めて考えてみよう!
一言で「仕事ができない」と言っても、様々な人がいますよね。
まずは以下の項目を見て、仕事ができないか確認しましょう!
- 失敗とミスの違いを認識しているか?
- 昔の自分と比べて仕事は上達しているか?
- 新入社員と比べて仕事は出来るか?
- やりがい・楽しさを感じるか?
順番に解説しますね。
失敗とミスの違いを認識しているか?
失敗とミスは違います。言葉の意味は近いのですが、認識は違うはずです。
あくまでこのあとの話を進めるために、一旦「失敗」と「ミス」を定義させてください。
- 失敗→難しいことや「やったことないこと」に挑戦して、達成できないこと。
- ミス→簡単なことや「やったことあること」に取り組み、完了できないこと。
僕のイメージはこんな感じです。
みなさんはこの二つを明確に分けていますか?
失敗が多い人は、仕事ができる人だからこそだと思ってます。
仕事で初めてのことや難易度が高いことに挑戦して、失敗しても仕方ないです。
次に挑戦するときに成功出来るように反省して、用意をしていきましょう。
ミスが多い人の特徴と実例
一般的に仕事が出来ない人はミスが多いですね。
- 同じミスを繰り返す。
- 上司が言っていたことを聞かずにミスを起こす。
- 手順書通りに仕事しなくて、ミスを起こす。
様々な理由がありますね。
ミスが多い人に共通することは「自分の思想を優先すること」です。
上司や先輩の指示、手順書よりも自分の思想を優先する人が多いな〜と思います。
たとえば上司からこんなことを言われたとしましょう。
A案にしようと思う!
この会話を全て聞くと、A案で決定しているんですよね。
しかし、仕事ができない人は、発言の一部を切り取って変換してしまうんですよね。
仕事ができない人は上の会話から「A案とB案で迷っている」の部分を切り取って悩んでしまうんです。
決まってないのかな〜。
という思考回路だと思います。
なのでミスが多い人は、発言の一部を切り取るのを辞めましょう。
メモや記録を全てとり、再度見直すことで会話の一部を切り取って解釈する問題は解決できます。
ミスが多い人は仕事ができないとされていますが、どのレベルかが異なります。
読み進めて自分がどのレベルの「仕事の出来なさ」か確かめましょう!
昔の自分と比べて仕事は上達しているか?
仕事ができない人は昔と比べて、成長していません。なぜかわかりますか?
自分の思想が強すぎて、人からのアドバイスやネットで調べたことが自分の身になっていないからです。
昔の自分より成長できていれば、今仕事ができなくても将来は出来るようになる可能性はあります。
同期より遅れていても、大丈夫です。成長するに時間がかかるタイプの人もいるので焦らないでください。
昔の自分と比べてどうか?にフォーカスして自分が成長できているか確認しましょう!
成長できていない場合は「仕事ができないまんま」なので黄色信号だぞ!
新入社員と比べて仕事は出来るか?
新入社員が入ってきたときに、自分と比べて仕事が出来るか確認してください。
注意するのは、自分の一年目と比べてはいけません。
自分の一年目より仕事出来る人は、たくさん入ってきます。僕の時もそうでした。
しかし二年目以降の自分と新入社員と比べたときに、仕事ができているか?それで自分が成長しているかわかりますよね。
過去の自分と比べるよりもわかりやすいので、ここではっきりさせましょう。
新入社員より仕事ができなければ、仕事ができないので対処する必要がありますね。
こんな人が多いと思います。僕もそうでしたので。
しかし人と比べてもしょうがないんですよね。
人それぞれ能力やスキルは違いますし、経験やバックボーンが違いますから。
もしかするとあなたから見えているのは、その人の良い部分だけかもしれません。
僕は他人のすごいところばかりが目について、勝手に劣等感を抱いていました。
他の人にも短所はあるはずです。
他人と自分を比べて仕事ができないのは、気にする必要はありません。
自分の長所を見つけ、自信を持って伸ばしましょう。
やりがい・楽しさを感じるか?
やりがいや楽しさは重要です。
もし成長してなくても、やりがいや楽しさを感じていれば今後伸びる可能性は高いです。
「要領のいい嫌いな仕事を続けている人」と「好きな仕事をしている人」の場合、最初は要領のいい人が成長しているように見えます。
結果も早く出るでしょう。
しかし40年間働く現代では、いつか逆転されます。
そのくらい好きかどうかは重要ですね。
成長していなくても、仕事が好きなら仕事ができないのは’今だけ’です!
仕事が出来ない要因を突き止めよう!辞めるのは早いかも...
仕事ができない要因は「自分の思想を優先する」です。
しかしそれ以外にも要因があります。
これから紹介する要因に当てはまる人は、絶対に転職や退職して逃げ出さないでください。
なぜなら仕事が出来るようになる可能性があるからです!
具体的には、
- 新しい環境に入ったばかり
- 新しい仕事内容に取り組んでいる
- 一番下の立場で働いている
の要因で仕事ができない人はもう一踏ん張りです!
その理由を要点だけ紹介しますね。
新しい環境に入ったばかり
新しい環境に入ったばかりは、ミスも多くなります。というよりほとんどわからないことですよね。
僕もそんな時がありました。コピー機の使い方や会議室の予約方法、電話の内線番号、そんなことすらわからない時がありました。
(長くいる人にとっては、当たり前にわかることですよね。)
でも新しい場所でのミスは、挑戦して失敗していることが多いのです。
まずは新しい場所で慣れるまで頑張ってからでも、仕事できないかの判断は遅くないですね!
ではどのくらいの期間頑張ればいいのでしょうか?
慣れるまでに早い人だと、1〜3ヶ月くらいかかります。大体の人が慣れるまでには、3〜6ヶ月でしょう。
この記事では仕事ができない人を対象としているので、1年くらいの期間を見ておくといいでしょう。
それで全く成長していない場合は、別の場所へ行くのも検討したいですね。
新しい仕事内容に取り組んでいる
上の環境と少し似ているのですが、新しい仕事に取り組んでいるときはほとんどが失敗します。
新しい仕事に挑戦しているからですね。
例えば、新しい仕事に挑戦したとして、すぐに出来てしまったらどうでしょうか?
誰でもすぐに出来る仕事に価値はないですよね。
価値がある仕事を任せてもらっていると、ポジティブな思考を持って新しい仕事に挑戦していきましょう!
一番下の立場で働いている
これもある意味仕方ないことですね。
まず「仕事できない」を比較する対象が全て上の人になるので、悲観的になりやすい傾向があります。
さらに上の人は長年の経験からミスをしなくなっているので、自分のミスが多いように感じますよね。
これは僕の考えなのですが、一番下で頑張っているときほどミスしやすいときはありません。
ほとんどのミスが許されるでしょう。でなければあまり良くない職場です。
ミスした原因を突き止めて、手順書などを作成できれば、次から入ってくる人のミスも減らすことができます。
自分のミスから学んで、他の人にノウハウを提供している時点で、仕事ができないなんて言われないですね!
仕事ができないから辞めたいというマイナスな気持ちからでも、自分に合う仕事を見つける方法
前の章では仕事ができない要因をみてもらいましたが、立場や環境でミスが増えることを認識していただけたと思います。
ここでは「立場や環境に関係なくミスが起こしてしまう人」に対して「仕事と自分が合っているか確かめる」時間を用意しました。
自分の性格と合っていない仕事をしていてミスが多い、ストレスがかかる。
そんな人をたくさん見てきました。しかし仕事が合わないだけで転職すると、再び別の仕事でも合わないということになります。
そこでまずは自分に合う仕事を見つけましょう!ということですね。
仕事の中で楽しい時と辛い時を分けてみて!
仕事ができないという人は「解像度が低い」場合も多いです。
仕事と一括りにするのではなく、細かく分類してみましょう。
仕事を分類することで自分の「得意領域」と「苦手領域」が見つかる可能性があります。
例えば、
- 事務作業はミスが多いけど、会議などでプレゼンすることは出来る。
- 資料は綺麗に作れないけど、画像の加工は得意。
- みんなの前で話すことが緊張して話せないけど、事務作業はコツコツと出来る
なんて場合が多いです。
つまり苦手分野だけにフォーカスして「みんなはできているのに、自分はできない。だから仕事ができない」と思い込んでいるんですよね。
苦手分野の仕事に取り組まない場所で働ければ、仕事が出来る人に変われますよね。
仕事ができないから辞めたい人の対処方法
ここまで「仕事が出来ない要因」や「自分に合う仕事の探し方」を説明しました。
自分に合う仕事を見つけた場合は、それが出来る場所へ行くことが重要です。
自分に合う仕事が見つけられていない場合は、いますぐ場所を変えてください。
今の仕事で得意分野がないのは、精神的に苦痛ですし、40年間その仕事は絶対に無理だからです。
では、次に本題である「仕事が出来ないから辞めたい」と考えている人の対処法を紹介します。
- その場に残って実力をつける!
- 部署移動で得意分野の仕事につく!
- 退職、転職で別の企業にいく!
順番に紹介するので、自分に合った方法で行動してみてください。
その場に残って実力をつける!
現職で頑張ることが、ひとつの対処方法です。
もう頑張っているのはわかっていますが、もう少し時間が経てば、仕事が出来るようになる可能性はあります。
また、頑張り方を少し変えてみましょう。
例えば「仕事が出来る先輩の真似をする」ことです。
能力が足りない場合は別ですが、真似することで仕事が出来る可能性は高いです。
プログラマとかだと勉強してスキルを身に着けるしかありません。
しかし議事録、資料作成等は仕事が出来る人を真似するだけで、なかなか良い成果物が出来上がります。
「先輩がどういうことを考えているか」聞くのもひとつの手段ですね。
思想をコピーできれば、仕事が出来る人になれる可能性は飛躍的に高まります。
仕事のコツを聞くことや先輩だけが、知っているスキルハック的なことも聞けるかもしれません。
今の状態で結果が出せていないなら、少しアプローチを変えましょう。
もしかすると自分の思想が強すぎて大切なことを見落としている可能性があります。
そんな時に仕事が出来る先輩の真似をすると、大切なことに気づける可能性があります。
部署移動で得意分野の仕事に就く!
部署移動をすることで、得意分野の仕事に就くことが出来ます。
部署によって仕事内容が大きく変わるので、同じ社内で合っても仕事が出来るようになる可能性が高いです。
例えば、プログラミングが苦手でも、経理に行くことで仕事内容は大きく変わりますよね。
僕の周りでも、現場が合わずに総務に異動した人がいます。
その結果、総務では仕事が出来る扱いで重宝されているらしいです。
僕は現場でそのまま勉強してスキルを伸ばしまいしたが、異動は現実的に一番ありですね。
転職との違いは、面倒臭さがないことですね。
転職は税金や住む場所など、いろいろ考えることがありますが、異動はそれがありません。
また社内のルールをわかっている状態なので、異動した後のイメージがつきやすいというメリットもありますね。
「仕事が出来ないから転職する!」より、異動を選んだ方が低リスクでおすすめです。
退職、転職で別の企業にいく!
この記事の冒頭で否定していた退職、転職を最後に説明しますね。
最終的にやっぱり退職や転職を進めるのか?と思っていますよね。
しかしただ単に退職や転職するよりも、この記事に書いてあることを考えたことで、自己分析が進んでいます。
自分が仕事出来ないと思う原因や得意分野を見つけて、今の会社で活かせないと考えたから退職や転職を考えているんですよね。
なので異動も無理、現場でも無理!ってなったら転職するしかないんですよね。
「40年も仕事出来ないまま耐える!」とかメンタル持たないと思うんですよね。新入社員とか毎年入ってきますし。
だから転職して、新しいフィールドで頑張った方がいいって結論です。
今ですね。
この記事に書いてあることにひとつも引っかからない仕事出来ない人は、今すぐ退職、転職した方がいいです。
人生って有限ですよね。
得意分野でない仕事をしている時間なんかありません。
「弱点を克服したい!」なんて考えているんですか?
やめた方がいいでしょう。だからあなたは仕事が出来ないのです。
自分の得意分野で仕事をして、結果を出して横展開していくのが定石です。
それを考えずにいきなり弱点克服しようとするから、仕事が出来ないのです。
あなたより仕事が出来る人は
- 「弱点を克服している人
- 「それとも得意分野を伸ばしている人
どちらでしょうか。少し考えればわかると思います。
引き止められる可能性もありますし。
仕事が出来ない人が、引き止められる心配する必要はないと思います。
しかし「ここで仕事出来ないやつが他で出来るようになると思ってるの?」みたいなしょうもない嫌味を言ってくる上司もいますもんね。
そんなときは退職代行を使って退職しましょう。
僕も退職代行を使って、退職しているので以下の記事を読んでみてください。
▼▼▼僕の退職代行の体験談はこちら▼▼▼
>>【退職代行の体験談】EXITを利用して入社9日の会社を辞めた時の全て!
すぐに退職は難しいから、まずは5分で市場価値を測ろう!
退職するか迷っている時間が一番無駄です。
今の職場で
- 成長できず、
- 異動できず、
- 仕事ができない
なら今すぐ退職代行を使って、仕事を辞めましょう。
転職は出来るだけ若い方が有利です。だから今すぐ転職をおすすめしています。
少し視点を変えて、このまま10年仕事した場合を考えてみましょう。
相変わらず仕事ができずに嫌味を言われる日々が待っていますよね。
あなたの10年後がそれでいいなら僕も構いません。
人生を変えて、仕事が出来る人になりたいならすぐ行動しましょう。
その通りですね。転職するにも、「スキル」や「人間性」などが見られます。
「仕事できないから転職する」という理由で取りたがる企業は多くないはずです。
ではまず、市場価値を測ってみてはいかがでしょうか?
そもそも仕事ができないといっても「市場から見てどうなのか?」を調べてませんよね。
いきなり転職エージェントに会いにいくのって気が引けるし、転職するか迷っているままエージェントに連絡するのも、なんか申し訳なく感じるんですよね。
そんな時はまずミイダスを使って、自分の市場価格を調べましょう。
5分で登録出来て企業からのオファーも来ますし、現在の市場価値も測ることが出来ます。
今すぐ登録して、自分の市場価値を確かめてみましょう。
まとめ:仕事ができないときは要因を考えて、辞める前に行動を起こそう!
「仕事が出来ないから辞めたい」と考えている人に向けて、仕事ができない要因を見つけ、その後の行動をどうすべきかを考えてみました。
最後に当記事の振り返りです。
- そもそも本当に仕事が出来ないのか?を考える!
- 仕事が出来ない要因を突き止めよう!
- 自分に合う仕事を探そう!
- 仕事が出来なくて辞めたい時の対処法を考える!
対処方法まで紹介したので、今すぐ行動できますよね。
え?今は無理で後でする?
あ、じゃあここまで読んだ時間は無駄ですね。
何か行動を変えないと人生は変わりません。ただの情報収集で終わり。
それじゃいつまでたっても、仕事出来るようにはならないです。
記事を読んで情報収集しても、動く人はたった3%しかいません。
仕事ができない人は、もれなく行動できません。
逆にひとつでも行動できれば、上位3%に入ることが出来ます。
まず一歩めとして、無料で使えるミイダスに登録して市場価値をみましょう。
ミイダスは想定年収が表示されるのですが、それが低ければ現職で頑張った方がいいでしょう。
登録は5分程度で終わりますし、無料です。やらない理由が無いんですよね。
転職するしないに関わらず、仕事が出来る人は自分の市場価値にも敏感です。
仕事が出来るようになりたければ、まずは客観的に自分を見直しましょう!
※あ、ちなみに市場価値を測るときには、ミイダス以外でも構いません。
僕が調べたところミイダス以外で、市場価値が出るアプリがなかったので、ミイダスを薦めています。