Fラン大卒でITコンサルタントのNakatsuです。
今回の記事は概念の話で、「giverとtaker」について考えることがあったので記事にしておこうと思います。
社会人や大学生に関わらず、自分のことしか考えないtakerって嫌ですよね。(というか無視するよね?)でも、気が付くと自分がtakerになってそうで心配するよね。
今回はtakerでも嫌われない、最強のtakerについての話とその前にやることあるよねって話です。
※takerが良いとか、giverが良いとかそう言う話では無いです。
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giverとtakerとmacherについて
まず、giverとtakerとmacherについての説明をします。それぞれの言葉の意味を理解できていますか?
ニュアンスだけでも問題ないですが、再度確認していきましょう。
giver
与える人。自分から相手に尽くす。
向こうからのお返しは関係なく、相手にとってプラスになることを進んで行う。
人助けをするのが好きなパターンもしくは人助けをする自分が好きなパターン。
taker
もらってばかりの自己中心的な人。基本的に自分が損することが嫌。giverに見えてtakerみたいな詐欺師タイプも結構いる。
このご時世で「私は絶対損したくない」と大声でいうことは難しい。それでも実際はこのタイプが一番多い。
macher
GIVE &TAKEのバランスが良い人。
「与えてもらった分は返します。」という一番信用できるタイプ。
相手と程良い利害関係を結べるのが特徴。
そもそも最初はgiverからスタートしないといけない
導入でも書いたが、giverが良い、takerが良いとかいう話をするつもりはない。
まず、最初はgiverでなければならない。これは絶対で、基本的には労働→対価をもらうことが必要となるからだ。
労働という行為自体はGIVE、成果をもらうのがTAKE、そのバランスを取るのがMATCHというわけだ。ということは労働(GIVE)を沢山すれば、成果(TAKE)をもらうことができる。何が言いたいかというと最初に働いて金を稼げ!っていう話。
その次は、稼いだ金をGIVEして労働力を集めよう。すると自分の元には製品やサービスといったものが残る。そうすれば、製品やサービスでまたGIVEすることができる。
こうすればうまくいきそうなんだけど、時間が掛かるし如何せん大変。
お金を払って対価を受け取るところまでいって、初めてtakeすることができるんだよね。
【最強のtaker】takerでも成功するパターン
takerでも成功するパターンがあると思っている。
例えば、投資や援助を受ける場合だ。被援助者が「こういう未来作りたいんだよね」という話をする。それに共感した人は援助するし投資する。(投資の場合リターン目当てもあるから微妙だけど。)
被援助者は完全にtakerであるのだが、giver側は「未来と人」に投資するので悪い気分ではない。(それどころか援助している自分が好きなタイプもいる。)
被援助者が援助してもらえる条件は、「みんなにとって少しでも良い未来を作る」ということになる。
すなわち最終的にgiveに落ちるような話の初期は、takerであっても問題無いということである。結局トータルでgive&takeのバランスを取ることが重要である。
takerでも、giverが訪れる条件
投資、援助を受けるという話をしたが、実際にそのレベルまで行き着くのは難しい。
援助を受けるのに必要な要素は以下の三つで、このどれが欠けていても肯定的なtakeをすることは難しい。
・ビジョン
・実績
熱意とビジョンは読者の皆さんも理解していると思うので、説明は割愛する。
実績については、すごいことを想像するかもしれないがそれは必要ない。間違っている行動でも大丈夫。少しでも行動した実績を示すのが重要だと考えている。
例えば、
というのと、
だと受け取る印象が違う。
前者も努力した可能性はあるがあからさまなtakerに見えてしまうので、アドバイスする気がなくなる。(前者の場合、お金を渡してアドバイスもらうことをオススメする。)
後者の場合、ベクトルが「エンジニア」に向いていてgiverに見えるため、その実績と熱意とビジョンに共感してくれる人なら教えてくれるかもしれない。
結論、熱意とビジョンと実績を持っている人は、何かしら動いているのでその分共感される可能性が高い。giverと共感することができれば、援助される可能性が増える。
【現実的に厳しいが狙いたい】giverを惹きつける方法
現実的ではないのを承知の上で紹介しておくと、「強烈なビジョンと人となり」でgiverを惹きつける方法がある。
強い言葉、メンタル、行動力、自頭等を見せつけて、圧倒的な魅力を放つことが出来れば援助したい人は寄ってくる。
つまり、「その人の未来を見たいと思ってくれる人がgiverになる可能性が高い。」と言うことである。
【最強のtaker理論】giverとか考えずにまず動こうねって話のまとめ
giverとtakerについて、考えたことを書きました。
最初に必要なことは、労働→対価でしたね。毎日少しづつでも良いので、行動していくことがいつか助けを必要としたときに、役に立つのではないでしょうか。
最終的には、GIVEとTAKEのバランスをみて、良い人間関係を築きたいですね。