「ブログ初心者は、100記事書きなさい」そんなことが言われていますよね。僕もそう思います。
しかし、「100記事を書けば儲かる」的な意見には賛同できません。記事数はあくまで基準だから、儲かるかどうかは別の話だと思ってます。
とはいえ、
- 全くの初心者が100記事書くと、PVはどうなるのか?
- 100記事書いた人の失敗談を参考に私はブログを書きたい!
- 収益が上がらなくてもブログを書くメリットはあるの?
と、思っている人もいるでしょう。
そこで全くの初心者がブログ100記事書いた際のデータや失敗談、メリットなどを詳しく紹介します。これからブログで100記事書こうと思っている人は必見です。
具体的には、
- 100記事の時点でのステータス
- 100記事書くまでに失敗したポイント
- 100記事書いてよかったこと
を要点だけに絞って紹介します。
この記事は、10分ほどで読めます。この記事を読んで参考にしてもらえれば失敗しません。100記事書いた時点で、良い成果を出したい人はぜひ一読を!
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ブログ100記事を書いた時点でのステータス
ブログのスタートは2019年の4月でした。そこから約7ヶ月(214日間)で100記事に到達しました。少し遅い気もしますね。
それでは、ブログ100記事書いた時点でのステータスをご覧ください。
- 100記事に至るまでの月間執筆数
- ブログ100記事時のPV数
- 平均ページ滞在時間と直帰率
です!それでは順番にどうぞ!
100記事に至るまでの月間執筆数
100記事に至るまでの月間執筆数を表にしました。
月 | 執筆記事数 |
4月 | 19記事 |
5月 | 6記事 |
6月 | 12記事 |
7月 | 10記事 |
8月 | 11記事 |
9月 | 24記事 |
10月 | 18記事 |
こう見ると、だいぶゆったりとしたペースで書いているのがわかりますね。
一般的なブログ論では「記事をあげてから3ヶ月で、結果がわかるよ」と言われています。その前提で考えると「8,9,10月に書いた記事はまだ結果が出ていない」となります。
8,9,10月で53記事書いているので、半分の記事がPVに影響を及ぼす前に、100記事を迎えました。
PV数はその辺を踏まえつつ、考えていければ。
ブログ100記事時のPV数
ブログ100記事書いた地点でのPV数は以下のようになりました。
月ごとにPV数を見ていきましょう。
月 | PV数 | 検索からの流入(全体からの比率) | SNSからの流入 |
4月 | 157 | 11(7%) | 12 |
5月 | 557 | 11(2%) | 180 |
6月 | 643 | 29(4%) | 385 |
7月 | 502 | 216(43%) | 112 |
8月 | 1,132 | 730(64%) | 102 |
9月 | 1,565 | 1,181(75%) | 44 |
10月 | 1,818 | 1,285(70%) | 116 |
合計 | 6,374 | 3,463(54%) | 951 |
上の表からわかるとおり結果に現れ始めるのって、3ヶ月くらいしてからなんですよね。なので3ヶ月は結果が出なくても、ひたすら記事を書き続けることをおすすめします。
月間2,000pvにも達していないので、何か問題があるんですよね。その問題を今後解決していければと考えています。
僕が問題だと思っているとこは、後ほどの失敗ポイントで振り返りますね。
収益は、ほぼ0だと思ってもらって構いません!泣
平均ページ滞在時間と直帰率
「平均ページ滞在時間」と「直帰率」なんですが、9月にリファラスパムに合ってしまい、数値がおかしくなってしまったんですよね。
10分の間に500PV、滞在時間0秒で離脱していくので数値がバグってしまいました。
(PV数はgoogleアナリティクスではなく、wordpressのプラグインから取っているのでリファラスパムは除いてあります。)
なのでだいたいの数値で勘弁してください。
ページ滞在時間 | 直帰率 |
40秒 | 90% |
ページ滞在時間は低いし、直帰率は高いですね。ページ滞在時間は「1分30秒」は欲しいところです。(記事のダメさ加減...)
直帰率は一概に言えないのですが、それでも「60%」くらいを目指したいと思っています。(内部リンクとかの設計...)
正直100記事書いてきても、まだまだ改善点や課題の方が多くて、「今後も引き続き取り組んでいくしかない!」って思ってます。
ブログ100記事の達成後に振り返る失敗したポイント
そもそも僕は何かの節目でないと、自分の記事を振り返りません。今回は100記事に到達したので、全ての記事を総括的に振り返りたいと思います。
振り返りやリライトが少ない事は一つの失敗点です。僕が前回リライトしたのは50記事を超えた段階です。
前回から2ヶ月以上リライト期間が空いているのは、問題ですね。
リライトを少なくした理由としては、先に100記事執筆を達成したいからです。
それでは100記事書いて感じた、失敗ポイントを紹介しますね。
- タイトルが悪くてクリックされない
- 記事本文がダメ
- 最後が弱い
順番に紹介していきます!
タイトルが悪くてクリックされない
タイトルの良し悪しがクリック率を左右するのは、みなさんご存知だと思うのですが、僕はぬるっとキーワードだけ入れてタイトルを決めていました。
なので、CTR(クリック率)は2%と低い数値でした。今後リライトをしていく中で、タイトルは熟考するつもりです。
「タイトルと導入文で記事の7割決まる」と言っている人もいるので、序盤に集中して読者を引きつけ、読んでもらえるように工夫します。
僕がタイトルを決める時は「キーワードをできるだけ左に持っていく」ことしか考えていなかったので、検索順位が上がってもクリックされず、また順位が下がってしまうという悪循環にはまってしまいました。
僕の記事からダメなタイトルを抜粋しました。
- 【自己分析、他己分析】AI(Appreciative Inquiry)の体験談
- mineoを2年間使って感じたメリットとデメリット
- 【未経験OK】基本情報技術者試験に合格出来る勉強法
上記の記事タイトルはよくないですね。
読者に読むことのメリットを訴求できていないので、読む気にならないと感じています。人は’得する情報’よりも’損を防ぐ情報’に飛びつきます。
つまり、「100円増える情報」よりも「100円の無駄を減らす情報」の方が一般受けするってことです。
人の心理を考えて、タイトルをつけていくことが重要だと感じました。
記事本文がダメ!
記事本文がダメなんですけど、今後の修正ポイントとして、
- 綺麗な言葉すぎて、つまらない
- 記事構成が結論への滑り台になっていない
この二つが主にダメなポイントなので、それぞれ説明しますね。
綺麗な言葉すぎて、つまらない
僕は途中から「できるだけ綺麗な文章を意識して書こう!」と記事を作成していました。
でも、綺麗な文章を書けば書くほど、「温度の無いつまらない文章」になってしまったんです。
温度の無いつまらない文章とは「ただの情報の羅列で、自分の意見や主観が入っていない文章」という事です。
書いている本人が「つまらない」と感じていたら、読む側はもっとつまらないですよね。
ブログ書いてきて、ずっと間違ってたこと。
・綺麗な文章にする
・綺麗な日本語をつかう
・出来るだけ詳しく情報を乗せるじゃあ何を書くべきか。#答えは100記事目で
— なかつ(Takumi Nakatsugawa)@web系フリーランス (@takunaka1991) October 20, 2019
伝わる文章よりも「したくなる文章」を書かなくてはいけません。
僕は、伝えたいことを並べ、論理的な根拠を並べ、詳しい情報を説明して人の心が動くと思ってたんですよね。
でもそれは大きな間違えでした。
小綺麗でお利口な文章は、読まれません。
表現が稚拙でも「自分の言葉で個人的な背景や思いが滲み出るような文章」でないと人々は興味を持ってくれません。
つまり文章と心をつなげる必要があるのです。
かの有名な(?)ブロガーのぼりさん(@borilog)は「キレイな文章を書くことに頑張り過るのを諦めました」という記事で、
そしたらなんか、最近のぼくのブログ記事見たら、自分で読んでて「おもしろくないな」って思いました。
もっと目の前の誰か一人に喋りかけるようにブログを書いていきたいなって。
まさに今の俺!!!
結局「みんなが読みやすくて、みんなが欲しい情報が載っている記事」なんてのは、人の心を動かせないんですよ。
僕も今後は「誰か一人に話しかける」ように、教えるように書いていきます!
記事構成が結論への滑り台ではない
記事構成でミスした点は「目的が明確でなかったこと」なんですが、具体的にいうと
- 一文、一文の目的が曖昧
- 結論が絞りきれていない
の二つがだめかと。
記事の1文目の役割、明確に言えますか?
では2文目の役割はなんですか?
よく言われるのが主張→理由のような感じですよね。
2文目は1分目の補足って言う人もいるでしょう。
でも僕は、#答えは100記事目で
— なかつ(Takumi Nakatsugawa)@web系フリーランス (@takunaka1991) October 23, 2019
一文に目的を持たせるとすれば、1行目の目的は「2行目を読ませること」なんですよね。
2行目の目的は「3行目を読ませること」....
1行目で目を引いて読ませることに成功したら、「読者を離さずに最後の行まで読ませること」を目的に文章を書かなくてはいけません。僕にはそれが出来ていませんでした。
どうでもいい例えや理由を並べて読者が飽きるような文章を書いていました。今後は全部読ませるくらい面白い文章を書きたいですね(すぐに書けるとは思いませんが。)
結論が絞りきれていないのを具体的に説明すると、
候補を3つ並べて「あとは自分にあったサービスを使おう!」と結論でユーザに考える手間をかけさせてしまうことです。
作者である僕が、「結論絞る」=「この後の読者のアクション」を決めきれていなかったのです。
「記事を回遊させるのか?」「サービスに申し込んでもらうのか?」が曖昧で、さらには「どの記事に誘導するのか?」、「どのサービスに申し込ませるのか?」が設計されていなかったのです。
僕は今後「一つの文章には、一つの出口」しか用意しないようにします。(全てそういう記事でも無いので出来るだけ!)
最終的なアクションに向けて、滑り台になっているような文章をかければ、きっと結果も変わってくるでしょう。
ここら辺は「ある本」を読んで学んだ事です。なので利益の出ていない私の意見ではなく、結果を出している人が言っていることですね。
記事の最後に書籍を紹介します。(ちなみに僕はこの本しか読んでません。)
最後が弱い
記事構成のところでも少し触れた結論の部分ですが「最後の一推し」が弱いのです。僕記事は。
サービスを3つ紹介して、最後におすすめの1つを紹介して押すのですが
- なんで今申し込む必要があるのか?
- 今、申し込まないと、どんな損をするのか?
- 今、申し込むと、どんなプラスがあるのか?
という点を訴求できていません。だから押しが弱いのです。
今後の修正点として、先に「結論をすべて書いてから、文章構成を考えよう」と思ってます。
つまり「出口や最後の一推しの文言を決めてから書くことで、結論向けて加速する文章を書いていく」そんな風に考えています。
ブログ100記事を達成して学んだこと
ブログ記事を書いていく中で、学んだことを紹介しますね。
- 暗闇の中でパンチを打ち続ける大事さ
- 辛い時でも書く習慣ができた
- スタート地点に立てた
順番に紹介していきますね。
ブログ100記事を達成して学んだことその1 暗闇の中でパンチを打ち続ける大事さ
僕みたいなブログ初心者は、結果が出るまで不安なんですよね。今でも不安なんですけど。
その中で止まらず、腐らずにブログを書き続けたのはよかったと思います。
ヒットするかどうかわからない状態で、記事を書き続けるのはしんどいんですよね。僕は70〜98記事を書いている時が一番きつかったです。
もし同じような人がいても、諦めずに書いて欲しいなって思います。というのもヒット作は突然生まれるからです。
「たまにヒットする記事を研究して、横展開する」そうして評価される記事が、増えていくのではないでしょうか?
初心者からヒットする記事を量産するのは難しいと思うので、まずは100記事書くというのも悪くないって思いました。というか100記事書かないと、どんな記事が良いのかの判断がつかないんですよね。
だから初心者は100記事書くことをおすすめします。
ブログ100記事を達成して学んだことその2 辛い時でも書く習慣ができた
よくあるメリットですが、辛い時でも書く習慣が出来るのは良いことですよね!文章は書き続けてれば、上達していくものです。(見直すことも重要ですよ。)
書く習慣を身に着けることは、ブログだけでなくライティングでも重要です。これからも書く習慣を継続していければと思います。
ブログを触らない日は、少し違和感を感じるほどになりました。もはや中毒だと思います。
これからは書く習慣だけでなく、分析や振り返りなどの時間も設定し、一日をルーティン化させてしまうことが良いと考えています。
ブログ100記事を達成して学んだことその3 スタート地点に立てた
やっとスタート地点に立てた気がします。
20記事でも成果出している人もいますし、100記事書いた時点で、僕よりPVも収益もある人もたくさんいます。
でも「100記事書くことはスタート地点」だと個人的には思っています。
今稼いでいる人は、本当に20記事だけ書いた人でしょうか?ほとんど違うと思います。
100記事や200記事書いて、そのあとに20記事を書き直している、もしくは別サイトに移動させているでしょう。つまり稼いでいる人は、少なくとも100記事以上書いていると推測しています。
なので初心者が最初に目指すべきは「記事数」なのではないでしょうか?
こんなことを言うと「100記事書くことが目的になっている人はダメ」みたいな論調が出ると思います。でも初心者で、凡人である人は、100記事書かないとダメですね。
スポーツでも最初からうまい人はいません。何回も練習して失敗してを繰り返して少しづつわかってくるのです。
最初から論理だけ考えて動けなくなるくらいなら、全て無視して100記事書いた方が良いでしょう。
1球目からホームラン打てる人がいないように、素振りして試合で空振りして、一回バットに当たって、それで少しづつ感覚を磨いていくのが良いと思います。
それまでは量で勝負しましょう!特に初心者と凡人にはおすすめの方法です。
結論:初心者と凡人は100記事書いてから!
100記事書いて、感じたことをまとめました。
最後にもう一度、重要な点を振り返ります。100記事書いた時点で読んだ本も紹介しますね。
僕は、100記事書いたけど、PVや収益は全然上がらなかった。その理由として、
- タイトルが悪くてクリックされない
- 記事本文がよくない
- 最後が弱い
記事本文に関しては、
- 綺麗に書きすぎていた
- 目的がブレていた
がダメな原因として挙げられていました。
- 暗闇の中でもパンチを打つことの大切さを学べた
- 書く習慣ができた
- スタート地点に立つ事ができた
僕は100記事書くまでライティング、ならびにセールスライティングの本は読んでません。
しかし多くの「ブロガー」や「アフィリエイター」がおすすめする本を読んで、「僕の文章のダメポイント」を見つけました。
「綺麗な文章は読まれない」「感情を動かす文章を!」という言葉は、その本からの引用です。
もしあなたが綺麗な文章で書こうとしていたり、感情を動かす文章を書けないのであれば、収益やPVは私の二の舞になるでしょう。
そこでDaiGoさんが書いた「人を操る禁断の文章術」をおすすめします。多くの有名ブロガー、アフィリエイターが読んでいる良書です。
読んでいない人は「人を動かす文章」を感覚的に理解できた天才だけです。凡人である僕には少なくとも必要な書籍でした。
価格については、書籍版が1,500円、kindle版が1,300円なので、kindle版をおすすめします。
一見高価に見えますが、収益をあげられると考えれば、安い投資ですね!(少し高価なランチ程度ですし。)
「人がどのような時に動くか」を心理学に詳しいDaiGoが紹介しているので「人が物を買う原理」を理解できていない人はぜひ一読を!
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